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生活介護事業                                                          サイトマップ

電話でのお問い合わせはTEL.092-834-3361

〒814-0153 福岡市城南区樋井川4丁目1-17

施設案内

施設概要

○所在地
 〒814-0153 福岡市城南区樋井川4丁目1-17

○創立
 平成10年6月1日(桧原分室は平成25年4月開所)

○定員
 40名(本体施設:34名・桧原分室:6名)

○施設規模
 本体施設:鉄筋コンクリート造2階建 床面積706.33u
 桧原分室:木造2階建 床面積174.89u(ショートステイ部含)

 施設外観

 作業室

 食堂

 和室

 桧原分室


施設理念


1.障がい者自身にふさわしい支援を

障がい特性や個性を尊重し、本人によりあった無理のない支援を心掛けています。

2.人権の尊重
大人の施設として「さん」づけの呼称や自主性の尊重など人権を尊重します。

3.社会参加の支援
家庭と社会の橋渡し役として作業、生活、社会体験等いろいろな活動の場を提供し、本人の社会参加の場面を増やし、成長の機会を提供したいと願っています。

4.社会参加の支援
本人の自主性の向上といった精神的な力や日常の生活力から就労などの経済的な自立も含め、少しでも仲間達の自立の支援を行いたいと努力しています。

5.生きがいの創出
周囲からの価値観にはめ込まれず、より本人の喜びや生きがいの高まるような活動内容を設けるよう心掛けています。

6.ノーマライゼーションの推進
通所形態の社会資源として利用していただく中で、より障がい者本人の地域での安定したものになるよう施設機能を高めたいと考えています。

7.本人の地域での普通の暮らしを
通所施設を利用しながらも、障がい者が地域でふつうの家庭的な暮らしができるためには、施設から帰宅以降の家族の安定した生活基盤が必要です。家族の方を支援するホームヘルプ事業、ショートステイ事業とも連携をはかり、地域生活の支援を行っています。また将来の生活の場として平成25年にグループホームが開設され、現在ではホームと連携した支援も重要になってきています。

8.地域に開かれた施設つくりを
今後、ますます地域の方々の施設の活用など、地域の社会資源としての役割の視点も大切にしていきたいと考えてます


葦の家が大切にしていること

 ○一番大切にしていることは、障がい者の人たちも地域の中でふつうの暮らしができることです。
 ○障がい者の人たちが、みんなと同じように社会に参加できるよう支援を行います。
 ○施設の利用者の人は仲間と呼び、みんなの名前は職員も仲間もみんな「さん」づけで呼んでいます。
 ○障がいがあろうとなかろうと同じ人間として、相手の人格と人権を尊重して接します。
 ○重い障がいをもつ人も作業に参加し、毎月給料をもらいます。
 ○職員も仲間も言葉を含めた暴力は絶対禁止ですが、社会生活上必要なルールは遵守します。
 ○問題が起きたら必ず話し合いで解決を図ります。
 ○障がい者の人たちの生活には24時間の支援が必要ですが、通所の施設なので家庭との連携が必要です

仲間たちの願い

 ○みんなといっしょに、家族の人といっしょに、地域で暮らしたいのです。
 ○大人として作業や仕事をしたいのです。
 ○いろんな人と交流し、友達になりたいのです。
 ○みんなと同じように楽しいことをしたり、趣味をもちたいのです。
 ○天神に出かけたり、バスや地下鉄にも乗ってみたいのです。

  障がいがある人たちにはどのような障がいがあるのか。どういう願いがあるのか。
  そのために周りで何ができるのか。多くの方々のご理解とご支援をお願いします。 

事業内容


作業・活動支援

葦の家では、障がいの重い仲間にも成人期の一人の人として何らかの社会的活動に取り組んでいけるよう、さまざまな作業・活動に取り組んでいます。

班体制
葦の家では各仲間の特性などに応じて6つの班に分かれ、それぞれの班で仲間に応じた作業・活動内容を考えて行っています。

工賃支給
葦の家では仲間たちの作業で得られた収益は「生産活動会計」として扱い、この中から仲間たちの工賃を支給しています。また、仲間が作業で使う道具類、材料費もこの作業会計から支出しています。現在、毎月の工賃は1人3000円となっており、収益が上がれば、9・2月に特別工賃(ボーナス)を支給しています。月工賃は定額制ですが、特別工賃は能力給を採用しており、個々の仲間の作業力・作業量や仲間全体に対する貢献度などを評価して支給額を決定しています。このことによりさらに意欲が高まっている仲間もいます。

避難訓練
年2回、城南消防署の指導を受けながら、消防避難訓練を行っています。施設内で火災が発生(もしくは地震が発生)したと想定して近くの公園まで避難します。いろいろなパターンを想定して毎回、仲間の分散状況を変えたりしながら避難訓練を行っています。

給食
葦の家では仲間の健康面も考慮し、カロリーを抑えた給食のメニュー立てを行っています。1食当たり約680kcalに抑えながらも、家庭的な温かみのある給食内容を考えています。また、当然のことなのですが「温かい給食は温かいまま出す」といったことも重視し、配膳のタイミングにも気をつけています。そこで仲間にも協力してもらいたいと考え、給食当番を決め、配膳の手伝いを行ってもらっています。「自分たちが頑張っているからみんなが温かい給食を食べられるんだ」という意識を持ってくれるようにもなってきています。
バイキング形式の給食も行っており、ちょっと食べ過ぎてしまう仲間もいたりしますが、みんな楽しそうに料理を選んでいます。

送迎車の運行
現在、9コースの送迎コースにて送迎車を運行させています。

健康管理
・嘱託医を医療法人順和長尾病院(院長服部文忠先生)に委嘱しています。
・高宮外科内科医院に協力医療機関となっていただいています。
・毎週、班単位でバイタルチェック(血圧・検温・体重測定等)を行います。
・定期健康診断の受診しています。
・5月、9月 長尾病院による健康診断受診(採血・採尿・問診受診)
・5月 結核医療センター検診車によるレントゲン検診受診
    ※健康診断の結果で精密検査・再検査を指摘された利用者は、主治医及び長尾病院紹介の病院で検査、診療を
     受けていただいています。

生活・家族支援
今までに母子世帯の仲間のリハビリテーション、母親の入院時のケア、両親のおられない世帯の仲間の生活相談、行政サービス付き添い支援、専門医を必要とする仲間への医療機関利用の支援などを行いました。

保護者との連携
毎月保護者の方々と施設運営、行事等について情報交換を行い、保護者との連携に努めています。
わはは祭り、成人を祝う会など年間の主な行事で保護者会に協力をいただいています。

学習研修会
施設内で必要に応じ研修の機会を設けるとともに、施設外で行われている各種研修会にも参加しています。また、他施設の見学会や職員学習会交流会などにも参加し、施設の外からの情報も積極的に得るようにしています。

地域交流
施設を地域の方に有効に使っていただけるよう使用していない部屋を貸し出しています(現在週2回オカリナ教室、月2回自治会定例会として夜間貸し出しています)。公民館文化祭など、地域行事への参加も行っています。

援助実践・ケース管理
葦の家では、利用者(仲間と呼んでいます)の立場に立ち、ニーズにそった支援を行うことをこころがけています。本人の個性、家庭環境、障がい特性の理解に加えて、本人のペースにあわせ、無理をせず、年単位のじっくりとした継続的な支援を行うことを大切にしています。
開所以来、ニーズの把握→計画→実践→検証→修正・変更・発展→再実践の支援のサイクルを大切にし、よりチームワークによる客観的な支援をめざしています。


生活介護事業 葦の家葦の家

〒814-0153
福岡市城南区樋井川4丁目1-17
TEL 092-834-3361
FAX 092-834-3362